栗東トレセン職場見学ツアーに中学生１６人が参加　講師を務めた前川調教師「一人でも多くの子が、馬の仕事に就いてくれたら」
栗東トレセン職場見学ツアーで、競走馬についての説明を行う前川恭子調教師 画像（1枚）

　栗東トレーニングセンターで７日、中学生を対象とした「トレセン職場見学ツアー」が実施された。１４組３０人、うち中学生１６人が参加。

厩舎訪問のプログラムでは、今年開業した前川厩舎を見学した。

　前川調教師と高野助手が講師を務め、厩舎内をくまなく案内。競走馬の１日のスケジュールや飼料の使い分け、在厩している各馬の特徴などを説明した。記念撮影の後は、前川調教師から全員に、厩舎ロゴのステッカーがプレゼントされた。

　参加した中学１年の稲本佳央さんは装蹄師に関心があるといい、「馬と競馬が好きなので応募しました。馬がみんなかわいかったです。競馬では見られない姿をたくさん見られて、とても貴重な経験でした」と笑顔を見せた。前川調教師は「ここに興味を持って来てくれたことがうれしいですね。一人でも多くの子が、馬の仕事に就いてくれたらうれしいです。競馬に興味を持ってほしいですね」と願った。

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