8月10日の札幌5R・2歳新馬(芝1500メートル)でベルグランボヌール(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)が初戦を迎える。近親に21年神戸新聞杯を制し、皐月賞と日本ダービー3着、菊花賞4着とクラシックを沸かせたステラヴェローチェがいる厩舎ゆかりの血統馬。

「真面目に走ってくれますし、調教でも動けている」と北村助手も目を細めた。

 6日の函館・芝コースでの最終追い切りは、アニマレイ(2歳未勝利)と併せ5ハロン69秒6―11秒5で併入。軽快な動きは目立っている。「兄(ショウナンバルドル)に比べると素直ですね」と精神的にも大人びていると言う。8日にゲート練習を行う予定で、抜かりなく準備を整えデビュー星を狙う。

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