張本智和、ストレート発進　初対戦の世界４４位を退ける…ＷＴＴチャンピオンズ横浜
張本智和 画像（1枚）

◆卓球　◇ＷＴＴチャンピオンズ横浜　第１日（７日、横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　男子シングルス１回戦が行われ、世界ランク４位の張本智和（トヨタ自動車）は同４４位のフィン・ルー（オーストラリア）を３―０で下した。

　初対戦の２０歳を相手に第１ゲーム（Ｇ）の出足は競ったものの、１１―５で先取し、第２Ｇは安定したバックハンドやサーブで７連続得点を奪うなど１１―４と圧倒した。

第３Ｇは相手の思いきったプレーに苦戦したが、３―７から挽回。最後は１０―９から相手のフォアが外れ、初戦をストレートで突破した。

　「ＷＴＴチャンピオンズ」は２０２２年７月にハンガリー・ブダペストで初めて開催され、張本智は初代王者に輝いている。今回は日本初開催。５日の組み合わせ抽選時には「いつも以上に気持ちが入っている。最終日まで残って、優勝できるように頑張りたい」と意気込んでいた。２度目のチャンピオンズ制覇へ、好発進。２回戦は世界１５位のシェルベリ（スウェーデン）と対戦する。

　◆ＷＴＴチャンピオンズ　世界ランク上位３０人と、各１名の開催国、ＷＴＴ指名のワイルドカードの選手のみが出場し、トーナメント形式で争うＷＴＴ（国際卓球連盟の子会社）運営の国際大会。今年は６大会開催。日本開催は初めてで、横浜ＢＵＮＴＡＩでは７～１１日に行われる。ＷＴＴ主催シリーズの格付けは３番目で、賞金総額５０万ドル（約７４００万円）、優勝賞金４万ドル（約５９２万円）、世界ランクに反映されるポイント付与は優勝で１０００。

２２年７月にハンガリー・ブダペストで初開催され、日本勢は男子の張本智和が優勝し、昨年１０月のフランス・モンペリエでは女子の大藤沙月が制した。日本女子は５選手が参加する

編集部おすすめ