ベルギー1部シントトロイデンは8日、ホームでデンデルに2―0で勝利し、暫定首位に浮上した。
GK小久保玲央ブライアン、今夏湘南より加入したDF畑大雅、MF山本理仁、伊藤涼太郎が先発出場し、DF谷口彰悟、今夏長崎から加入したMF松沢海斗、アンデルレヒトから期限付きで加入したFW後藤啓介はベンチからスタートした。
試合が動いたのは、前半25分過ぎ。左サイドを抜けだし、伊藤のパスに反応した畑がエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをフェラーリが冷静に決めて先制した。
後半立ち上がりに相手が退場し、数的優位でボールを保持する時間を増やしていくと、後半8分には左サイドからの折り返しを伊藤が左足で合わせ、開幕から3戦連続得点で2―0でリードを広げた。
後半26分にDF谷口、同35分にFW後藤、終了間際には松沢もリーグ戦初出場を果たし、日本人全7選手が出場した一戦で2―0で勝利。開幕3戦で2勝1分として暫定首位に浮上した。
試合後、伊藤は「しっかりゴールすることが出来てうれしいです。自分が今やっているのはトップ下なので、数字が大事。今年は数字を意識してプレーしているので、点を取れてホッとしています。3試合で勝ち点を取れてますけど、浮かれることなく次の試合に向けて切り替えたい」と気を引き締めた。