J1のG大阪は9日、大阪・吹田市内のグラウンドで非公開練習を行った。中断期間明けとなる10日の岡山戦(パナスタ)へ向けて、ダニエル・ポヤトス監督が気合を入れた。
2月に行われた前半戦での対決は、0―2で敗れた。指揮官は「岡山というチームはプレーさせないようにしっかり前から圧力をかけてきますし、奪って早く攻めるというところがある。私たちは『入り』をしっかり入りたいと伝えている」と、開始早々から強度高くぶつかってくる相手を、入りからしっかり対処していくと話した。
1日と4日、直近の公開練習ではいずれも3バックの相手に対してのビルドアップに取り組んでいた。「スペースがどこにあるかを早く把握することと、ウイングバックも含めて1列目をどう外すか」と話した岡山戦から、8月中に対戦する広島、町田、横浜FC、湘南と3バックが予想される相手との対戦が続く。今週の取り組みとしても「迷わないように、確実性を与えた週だった。4枚から5枚に変わっていく中で、どこにスペースがあるのか、5枚をどう動かすか、どのルートで前進していけるかを共有してきた」と、あとは準備を本番で披露する。