J1のG大阪は9日、10日の岡山戦(パナスタ)へ向けて、大阪・吹田市内のグラウンドで非公開練習を行った。2月の対戦では0―2で敗れた相手に、リベンジ星を飾って勢いに乗る。
強度高いプレーを軸に、前線にはFWルカオ、MF江坂任、日本代表MF佐藤龍之介ら違いを生み出せる選手もそろう。そんな岡山に対してDF三浦弦太は「全員が献身的で非常にアグレッシブなチーム。前線でルカオ選手が出てきたらカウンターだったり、個人での攻撃も強力になると思う」と警戒。「何より相手の強度だったりというところに負けないというか、自分たちも熱量やパッションの部分で上回れるようにやっていく必要がある」と気合を入れた。中断期間中には、5バックの相手に対してのボールの保持に取り組んできており「個人で負けないこともそうですし、チャレンジとカバーをしあいながらやりたいサッカーをやらせないようにしたい」と、効果も発揮して主導権を握る。
左ウイングバックの佐藤と、マッチアップが期待される右SBの半田陸は「前回(佐藤は)いなかったので、どんな感じが分からないですが左には江坂選手やキーになる選手が数人いるのでそこを抑えられれば」と、対面するサイドを封じる覚悟だ。あくまで練習で、と前置きはしつつも「走られた時の守備とかクロス対応も先週、今週できている。ボランチを含めて整理できていると思う」と、手応えも話した。