阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬さんが9日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。阪神時代の先輩・下柳剛さんの激怒事件の裏側を明かす一幕があった。
今回は半世紀続く同局系の長寿番組「プロ野球ニュース」(現在はBSフジ)の解説者たちが集結。本家では語れないジャンク的プロ野球ニュースなエピソードを披露する「ジャンクプロ野球ニュース」を展開した。
番組では2007年10月に起きた下柳さんが勝利投手目前だった局面で遊撃の田中秀太さんのエラーなどに激怒し、グラブをたたきつけて怒った“事件”を回顧。
この一件について、鳥谷さんは田中さんにとって5年ぶりのエラーだったことに触れ、まず「もともと(遊撃は)自分が守っていたというのもあるんですけど、ケガしていて。(田中さんは)守備がうまくて守備固めで入るくらいの方だった」と説明。
その上で「ケガしてて自分はベンチにいて、代打の可能性があるって言うんで裏にいってたんです。で、チェンジになって帰ってきて…」と続けると「それまでは下柳さんが投げてる時は『俺が投げてる時はへたくそだからお前なんか出るな』みたいに言われてたんですよ。でも、その時はベンチ裏でバット振ってたら、本当、このくらいの(顔を合わせる距離)で『なんで、お前出てないねん!』って激ギレされて」と秘話を明かしていた。