ヤクルトで活躍した館山昌平さんが9日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。現役時代にバッテリーを組んだ名捕手との秘話を明かした。
バッテリーを組んだ古田敦也さんについて「ストライクゾーンって多く割っても9分割で、これでも難しいって言われるんですけど、古田さんから求められたのはこちらです」と、81分割されたストライクゾーンの図を示した。
「右バッターのインサイドが30ラインって言って、低めいっぱいが31、高めが35、ど真ん中が53。これで空白の部分も全部、番号が振ってあるんですね」と説明すると、「最初は本当に分かってなかったんですけど、そこ(要求)に応えようとすると、段々、できるようになってきますね」と続けた。
「そこをめがけて投げる」と話した館山さんだったが、共演の同じヤクルト出身の五十嵐亮太さんは「多分、(話を)盛ってると思うんですよ。こんなヤツいなくないですか?」とツッコミ。それでも、81分割の図を指しながら「ヤクルトのミーティングチャートは確かにこれなんですよ。バッターがここ(のコースを)打ってると(分析を)やるんですけど…」と五十嵐さん。
最後には「(バッターを)見た時に例えば『71(のコースに)行くぞ』なんて思わないじゃないですか? (話を)盛ってると思う」と、率直に話した上で「古田さんはこいつが好きだから(話に)乗ってあげてるだけ。モチベーションを上げるために提案してるってだけ」と、館山さんを見ながら自説を展開していた。