◆明治安田J1リーグ▽第25節 川崎―福岡(9日・U等々力)

 試合前に会見が行われ、川崎フロンターレと沖縄県恩納村との友好協定締結式が実施された。持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた相互協定・協力を目的としている。

川崎は2021年から同村・赤間総合運動公園サッカー場で春季キャンプを実施してきた。

 今回の協定締結により、気候変動や地球温暖化の影響を受けている、恩納村のサンゴ礁をはじめとする自然環境の保全をはじめ、経済・社会・環境の3つの視点から、SDGs未来都市の実現に向けた具体的な取り組みを推進していく。

 川崎の吉田明宏社長は「恩納村との交流は今年で5年目を迎えます。地球規模の大きな環境課題を先進的に取り組んでいる恩納村の皆さんとともに、ファン・サポーターと地域を巻き込んで小さなことかもしれませんが、イベントを中心とした環境資源の保全活動、スタジアムでのゴミ分別、清掃活動、地球温暖化を最小化するためにCO2の削減、啓蒙活動の取り組みを継続的に行ってまいります。スポーツを通じて出会い、地域とつながり、気候変動にも向き合う、そんな関係をこれからも大切に育んでいきたい」とコメントした。

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