俳優の原田龍二、高島礼子が9日、都内で行われた映画「ハオト」(丈監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。
戦後80周年平和祈念作品と位置づけられた同作は、太平洋戦争末期の特殊施設が舞台。
2023年に長野県佐久市で撮影。桜のシーンだけ昨年4月に撮影したため、「昨日から公開になりまして、ようやく日の目を見ることになった。皆さん感慨深い思いだと思いますし、個人的にもみなさんの前に立てることをうれしく思います」と大喜び。高島も「撮影から2年ですよね。感無量です」とかみ締めた。
原田に同作の主演のオファーがあったのは、約3年前だという。監督から「龍ちゃんで主役の映画を撮りたい」と連絡があったが、「最初、ふざけている。もてあそんでいると思っていました」と苦笑い。「ただ『勝負をかけたい』という一文を読み、台本をいただいて、承諾しました。『一蓮托生(いちれんたくしょう)で頑張らせていただきます』とお返事しました」と振り返った。