◆明治安田J2リーグ▽第25節 大宮0―1千葉(9日・NACK5スタジアム)

 昇格争いの行く末を占う大一番は、1―0で勝利した2位の千葉に軍配が上がった。後半開始早々にFWカルリーニョスジュニオが挙げた1点を守り抜き、4位大宮を下した。

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 大宮にとっては、ホームで痛恨の黒星となった。前後半ともに、立ち上がりで相手に圧力をかけられたことで、後手に回る展開に。前半は0―0で折り返したものの、後半2分に先制点を与えた。選手交代もあって試合終盤は盛り返したものの、最後までゴールが遠かった。

 長澤徹監督は「勝利できなかったことは非常に悔しく思うし、重く受け止めています」と試合を総括。前後半ともにキックオフ直後の対応が後手に回ったこと、終盤に攻め込みながらも無得点に終わったことを悔やみ「(攻撃を)きれいにやりすぎたかなと思う。一辺倒になったイメージもある」と振り返った。

 順位は暫定で5位に後退。10日に試合のある徳島(6位)が引き分け以上、鳥栖(7位)が勝利を手にすれば、プレーオフ圏内からも転落する事態となった。

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