◆明治安田J1リーグ▽第25節 川崎2―5福岡(9日・U等々力)
川崎は前半15分に新加入DFウレモビッチが危険なスライディングで一発退場。同点の前半アディショナルタイム7分にはDFファンウェルメスケルケン際が相手の突破を止め、2枚目の警告を受け、2人少ない状況になった。
2―2で迎えた後半28分にFW名古にPKを決められ、勝ち越された。その後もFW碓井、FW紺野に追加点を許し、今季最多の5失点。7月20日のG大阪戦(1●2)に続く、今季初のリーグ戦連敗を喫した。等々力での福岡戦敗戦は2000年6月24日以来、25年ぶりとなった。
開始4分に今季初得点を挙げたMF橘田は「いい形で先制できたが、退場者も出て想定外の展開になってしまった。ああいう展開にならないようにチームとしてもいい勉強になったので、これからに生かしたい」と勝利につながらず、悔しそうに話した。
この試合ではセルビア出身FWロマニッチが途中出場でデビュー。数的不利の厳しい状況での投入で、チャンスはほとんどなかった。「今日の試合は2人少ない状況だったので、チームにとって不運だった。自分自身の評価はとくに言うことは難しい。(次戦以降)とにかくチームに貢献したい」と助っ人は前を向いた。