◆明治安田 J1リーグ▽第25節 C大阪3―1新潟(11日・ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪が新潟を3得点で下し、リーグ3試合ぶりの白星をつかんだ。

 前半2分に先取点を許す立ち上がりとなった。

それでも同14分、エリア内でボールを持ったFW中島元彦がDFに囲まれながら右足を振り抜く。振り向きざまに放ったシュートはGKに触られながらも、ゴールに吸い込まれてすぐさま同点に追いついた。

 その後も攻め続けたが得点は奪えず、1―1で迎えた後半9分。左サイドで3月の加入後初スタメンだったMF本間至恩が抜け出すと、中へクロスを上げる。逆サイドから走り込んだFWルーカスフェルナンデスがこれをきっちり決めて勝ち越し。同36分にはオウンゴールで3点目を挙げ、そのまま勝利した。

 試合前には、10日に亡くなった釜本邦茂さん(日本サッカー協会元副会長)へ向けて黙とうがささげられ、喪章をつけて試合を戦った。C大阪の前身となるヤンマーディーゼルサッカー部で18年間の現役生活を送ったレジェンドへ、白星を届けた。

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