お笑いコンビ・さや香が12日、東京・霞が関の法務省で行われた「第75回社会を明るくする運動」のよしもとサポーター任命式に出席した。

 吉本興業と法務省は7月、「動画で社会を明るくせよっ 吉本若手芸人リールコンテスト」を開催。

9組の芸人が社会を明るくするをテーマに作成した動画をインスタグラムに投稿し、いいねの数を競った。優勝者のさや香は、同運動のサポーターに就任。同省大臣室をスーツ姿で訪問し、新山は「まさか夢を追いかけてNSCに入ったときに、法務省に来るとは思っていなかった。今、法務省にいます。不思議な気持ちでございます」と実感が湧いてない様子だった。相方の石井は「社会を明るくするために何をしていきたいか」という質問に対し、「真面目に全力で芸人という仕事をする。普段からやっていることを折れずにやっていきたい」と背筋を伸ばした。

 サポーターとして鈴木馨祐法務大臣と名刺交換をする場面もあった。「名刺交換が初めてで、マナーが分からない」と新山がつぶやくと、「お笑いをとってもらって構いませんよ」とノリがいい大臣。新山は「特別に10枚」と大量の名刺を渡し、石井も名刺交換後に大臣とハグをして、周囲の笑いを誘った。

 任命式後、大臣室でさや香と大臣が対談。新山は「ニュースで談話シーンを見ていた。

こんな感じなんや」と感激した様子だった。大臣から「戦後直後に始まった運動。吉本さんにも協力していただき、広い方に知ってもらういい機会になった」と声を掛けられると、さや香はうれしそうに笑顔を浮かべていた。

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