Jリーグデビューとなった9日の福岡戦(2●5)で開始15分で相手選手へのファウルで一発退場となった川崎DFフィリップ・ウレモビッチが12日、川崎市内での練習後に取材に応じ「とにかくチームを早く助けたい」と誓った。

 2日に加入が発表になり、先週末に先発でデビューしたがまさかの退場劇となった元クロアチア代表は「賢い選択ではなかった。

ああいう経験から学んでいきたい」と謙虚に語った。ピッチ上でプレーの中でレッドカードを提示されるのはキャリア初といい、「(最初に出された)イエローカードを変更しないでくれたらと思ったが、ああやって(主審がオンフィールドレビューで)確認しに行くということは、おそらくレッドカードになってしまうのかなと。自分が望んでいた結果ではないが、サッカーはこういうことがあり得るスポーツ」と受け止めた。

 初めての日本での試合に「(ホームのU等々力は)すごく良い雰囲気だった。スタジアムに来て、サポーターの方々はずっとチャントを歌い、声援は終始届いていた」と応援に感謝した。今後へ向け「日本ではタックルをすることによって、このような結果になってしまうこともあるので、学んで次に生かせれば」と話した。

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