J1町田は12日、G大阪のMFネタラビ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。ラビはクラブを通じて「新しいチームメイトと会えること、そしてスタジアムで皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています。
ネタラビはJリーグ史上初のイスラエル人選手として、23年にG大阪に加入。ボランチの位置でG大阪の主力を担い、今季は離脱もありながら18試合に出場していた。
町田は今秋から始まるアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)へ向けて、選手層の強化が焦点になっていた。原靖フットボールダイレクターも、今季序盤に主力の負傷が続いたこともあり「うちはもう4~5人がデプスが足りない」と6月に話していた。
町田は現在首位と勝ち点4差の5位。リーグ戦はクラブ記録に並ぶ6連勝中、公式戦は9連勝中と、リーグ優勝へ向けてギアを上げてきた。天皇杯でも8強に残っている。実力者の加入を経て、初タイトル獲得、そしてアジアでの躍進も狙う。