◆明治安田 J1リーグ▽第26節 京都―東京V(16日・サンガスタジアム)

 前節終了時点で4位としている京都は、東京V戦の前半をスコアレスで終えた。

 リーグ戦6試合連続負けなしで迎えた京都は、この日も高い強度を発揮した。

左サイドを起点にして攻め込んでくる相手にも、SBのDF須貝英大を中心に対応して決定機は作らせず。19分にはCKを獲得。福岡慎平、平戸太貴の2人がキッカーに立って注意をニアにひき付け、フリーのファーサイドへボールを届けるなどデザインされた形も披露したが得点には至らなかった。

 その後も、前節終了時点で42とリーグ1位の得点数を誇る攻撃力で相手ゴールを脅かす。さらにはFWラファエルエリアスなど、前線からプレスもかけ続けてペースを作った。44分には低いクロスから、ゴール前でMF松橋優安に頭を合わせられたが、GK太田岳志が好セーブ。45分間で試合は動かなかった。

 勝利すれば4月以来に首位浮上する可能性もある一戦。勝負の行方は後半戦に委ねられる。

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