日本代表の森保一監督が16日、浦和が名古屋に2―1と勝利した試合後、フランス2部Sランスの日本代表FW中村敬斗について言及した。中村は2部に降格したクラブに移籍を志願し、すでにリーグが開幕する中でいまだ試合出場はなし。

「本人や代理人の意向で動いていると思います。そこは我々が口を挟むところはでないかなと思います。しかしながら、ひとりの選手としてクラブでピッチに立ってプレーしているところを、ケガや体調不良でないなら、見たいな、という思いでいます」と話した。

 また9月の米国遠征への招集については「そこは考えたいと思います、(中村は)プレーしていないので。プレーできる選手、プレーしている選手を優先に選んでいくべきかなと思います」と説明。まだ最終決定はしていない、という前提のもとで「これまでも代表で結果を出している、存在感を発揮している選手は、プレーしているカテゴリー問わず招集しているところがある。彼にとっても代表にとって、招集したほうがよければ、招集しようかなと思いますけど、基本的には所属チームでコンディションを上げている選手を招集しようかなと思っています」と話した。

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