◆明治安田J1リーグ ▽第26節 町田3―0C大阪(16日・Gスタ)

 町田はホームでC大阪と対戦し、3―0で快勝。クラブ新記録のリーグ戦7連勝となり、公式戦の連勝記録も10とした。

前半22分にFWナサンホが先制点を沈めると、同42分にDF林幸多郎が追加点。後半も攻勢を緩めず、後半34分には韓国代表FWオセフンに13試合ぶりとなる今季2点目も生まれた。

 C大阪に何度か好機を作られるも、抑えきっての勝利。好調ゆえの油断を危惧していた黒田剛監督は「J2での6連勝から、7つめ(7連勝目)がおそらく鬼門になるだろうと。簡単に手に入れることが出来ない連勝記録。選手たちには同じようなことを何度も言いながら、この緊張感や危機感を始終意識しながらやること(を伝えた)。神戸とやったときも同じですけど、修正と準備をしてこそ、初めてクリーンシートがついていくる。彼らがそういう言葉を誠実に聞き、油断や揺るぎをしっかりと排除して、このゲームを迎えてくれたことに感謝したい」と選手をたたえた。

 前半戦は中位にとどまる期間が長かったが、この7連勝で4位まで浮上。首位との勝ち点差も2まで迫った。勝利が遠かった時期は失点が多かったが、直近5試合は無失点を維持している。黒田監督は「今まさにこれからが勝負。

これからが我々の頑張りどころ。過去の連勝は今までの借金を返しただけ。首位争いをするためではなく、優勝するためにここまで連勝を刻んでいるという風に意識を変えることが重要」と言葉に力を込めた。

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