「５７歳とは思えん」「めっちゃ嬉しそう」大波乱の札幌記念制覇で大喜びのノリさんにＳＮＳ歓喜
安原浩司オーナー（左）と喜びを分かち合う横山典弘騎手 画像（1枚）

　サマー２０００シリーズ第４戦の札幌記念・Ｇ２（１７日、札幌競馬場・芝２０００メートル、稍重）は、１０番人気のトップナイフ（牡５歳、栗東・昆貢厩舎、父デクラレーションオブウォー）が重賞初勝利を飾った。５７歳の横山典弘騎手は札幌記念で２０２０年ノームコア以来、５年ぶり４勝目。

昨年７月の中京記念（アルナシーム）以来の重賞勝ちで、重賞勝利最年長記録を更新。大ベテランの勝利にⅩ（旧ツイッター）では「ノリさん」「トップナイフ」がトレンド上位に入るなど競馬ファンの反響を呼んでいる。

　勝利後のインタビューに臨んだ横山典弘騎手は終始笑顔でレースを振り返り、口取り式ではフライングディスマウントを披露するなど久々の重賞勝利に大ベテランがいつになくはしゃぐ姿を見せた。以下はレース直後のインタビューのコメント。

　「とてもうれしいです。いつも勝つのはうれしいけど、特にこの馬とは若馬の頃からずっと付き合ってきて、馬体に故障が発生したりして、なかなか結果が出なかった。やっと復活してくれたのでとてもうれしいです。　（レースは）膝蓋（しつがい骨）の手術でスタートがちゃんと出るようになったので、こないだ手術の後は２回とも出ていたので、きょうは出たなりのいいところで競馬できればなと思っていた。（道中の）手応えもよかったです。本当にね、１週前に（息子の横山）和生に追い切りに乗ってもらって、『いいよ』と聞いていたので、返し馬に行くのが楽しみだったんですけど、返し馬が今までのなかで一番よかったので、自信を持って乗りました。道中が楽にこれたので、最後は進路さえ開いていれば突き抜けるという感じだったので、うまく誘導出来てよかったと思います。運のないところがあり、馬体のよくないところがあったので、本当にこれからだと思います。

結果が出なくてもずっと陣営、厩務員さんも調教師、オーナーが我慢して、僕の好きなようにやらせてもらったので、それに馬がちゃんと応えてくれたので、このあと軌道に乗れば、まだ大きなところで大きな花を咲かせられると思うので頑張ってもらいたいと思います」

　横山典弘騎手のインタビューにＳＮＳでは「いやー、荒れたなー、さすがノリさんだわ」「５７歳とは思えんな」「はしゃぎ方可愛すぎ」「ノリさん継続騎乗の馬は抑えておかないといつか後悔する」「久々にニコニコでトークしているの見た気がする」「ノリさんのジャンプ、かっこいい！と捻挫しないか心配！の気持ち」「導き方がすごすぎる…」「勝利騎手インタビューニコニコで良かった」「めっちゃ嬉しそうでかわいい」「とても嬉しそうだったのが印象的」「手綱捌きお見事でしたね」「饒舌だったな」「嬉しさが伝わりました」「嬉しそうでこっちもニコニコしちゃうね」「喜び方可愛い」などのコメントが集まっている。

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