8月17日の新潟8R・阿賀野川特別(3歳上2勝クラス、芝2200メートル=9頭立て)は、牝馬3冠アパパネの息子アマキヒ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ブラックタイド)が3勝目を挙げた。勝ち時計は2分14秒3(良)。

 青葉賞5着以来の実戦で、単勝オッズ1・5倍の人気に応えた。道中は中団。早めに鞍上の手が動いたが、最後は1馬身半差をつけてゴールした。このレース終了時で騎乗機会4度で3勝の戸崎圭太騎手は「返し馬から能力を感じていい馬だと思った。進みは悪かったが、この血統は気性的に難しい面があるので。1回使って気が入ってくれば、また変わって走れると思う。いい勝ち方でした」と評価した。

 姉のアカイトリノムスメは牝馬3冠目の2021年秋華賞を制覇。今後はどのレースを選択するのか、良血馬の動向に注目が集まる。

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