【新潟２歳Ｓ・理貴の特注馬】皐月賞馬の半妹フェスティバルヒルが重賞初挑戦Ｖへ　四位調教師「ポテンシャルは高い」
フェスティバルヒル 画像（1枚）

◆第４５回新潟２歳Ｓ・Ｇ３（８月２４日、新潟競馬場・芝１６００メートル）

　今年の皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹、フェスティバルヒル（牝３歳、栗東・四位洋文厩舎、父サートゥルナーリア）のデビュー戦は、直線で物見をしてふらつくなど幼さを見せたが、上がりはメンバー最速の３４秒５。兄譲りの末脚でしっかりと差し切るあたり、能力は相当に高い。

　８月１３日の１週前追い切りはコンビを組む石橋脩騎手＝美浦・フリー＝が駆けつけ、栗東・ＣＷコースでセイキュート（３歳１勝クラス）を４馬身追走。頭差遅れたが、６ハロン８５秒２―１１秒３と鋭い伸びを見せた。一度レースを経験した上積みは十分だ。

　四位調教師は「体もふくらんで、いい感じで帰ってきた。ポテンシャルは高いし、このチャンスはものにしたい。最低限、賞金加算を」と力が入る。兄は２歳時に朝日杯ＦＳ・Ｇ１で２着。早い時期から力を出せる血統でもあり、タイトル獲得に期待できそうだ。（山本　理貴）

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