◆女子サッカー◇SOMPO・WEリーグ第2節 日テレ東京V5―0ノジマ相模原(17日・味の素フィールド西が丘)

 24―25年のWEリーグ女王・日テレ東京Vが、ノジマ相模原に5―0で快勝し、ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げた。

 開幕戦は敵地でINAC神戸に0―1で敗戦。

ホームで必勝を期した一戦は、立ち上がりから試合を優位に進め、前半はシュートを9本を放ち、被シュートは0本に抑えるなど支配したが、0―0で折り返した。

 それでも、後半15分にMF北村がゴール正面から豪快なミドルシュートをきめて先制。続けざまに同17分には後方からのクロスをMF真城が右足で合わせて2点目。同21分にはFW樋渡がゴール前のこぼれ球を押し込んで3点目。終了間際には途中出場のMF松永、最後はDF土光がPKを決めて、ホームで完勝を収めた。

 試合後、今季から指揮を執る楠瀬直木監督は「ゴールが遠かったですけど、じれるなということで、点を取れて勝てて良かった。先週、勝ち点3を逃しているので、チーム作りでは道半ばなところも多いですけど、焦らずにしっかりとチームのコンセプトを遂行しながら、じれずにやってくれたのでいい勝ち方が出来た。お盆の最終日に多くの見に来てくれたサポーターの方には感謝したい」と話した。

 それでも、「試合が続くので、チームを完成させるには、方向性を作るにはまだ途中。それをみんなでコンディションを上げながら作っていきたい」と、連覇へ更なる高みを目指していくことを誓った。

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