◆明治安田 J1リーグ▽第26節 岡山2―1柏(17日・JFE晴れの国スタジアム)
ホームの岡山が、柏から勝ち点3を奪った。5月の前半戦の雪辱に成功し、今季3度目の連勝。
雷の影響で試合開始が1時間半遅れとなったが、先制点は電光石火だった。前半4分。岩渕とMF藤田息吹が2人がかりでボールを奪取。つながったFW江坂任が相手DFの股を抜いて、エリア内の岩渕へパスを供給した。相手DF陣の動きも一瞬止まるような、パスだったが「(股抜きパスが)来るかなと準備はしていた。股抜きになると相手も対応が難しくなると思う。感覚的にフリーだなと思って、ゴールとかキーパーは見えなかったですけど打ちました」と、冷静にワンタッチを入れて左足を振り抜き、ゴール右隅へ流し込んだ。
その後も終盤まで粘り切り、柏にシーズンダブルを許さなかった。先制点の瞬間、1万5000人を超えるサポーターは「待ってました!」と、言わんばかりに総立ちとなった。遅延もありながら迎えた今日の一戦で「サポーターの皆さんやスタッフの皆さんに感謝しないといけない中で、始まる時の声援はすごく鳥肌が立ちましたし。ホームでやれる雰囲気は僕たちのサッカーを後押ししてくれる。