◆プレミアリーグ第1節(開幕戦)チェルシー0-0クリスタルパレス(17日、英国・ロンドン、スタンフォード・ブリッジ)
第1節3試合が行われ、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタルパレスはアウェ-で今夏クラブW杯優勝を果たしたチェルシーと対戦。クリスタルパレスがコンパクトな陣形を崩さず守り切り、0-0で引き分け、アウェ-で貴重な勝ち点1を奪った。
鎌田は先週のコミュニティー・シールド戦で負傷し、欠場。関係者の話では怪我は軽症で、既にピッチの上を歩き、経過が良好であれば21日に行われる欧州コンフレンスリーグのプレーオフ戦に「出場する可能性もある」という。
試合は前半13分、クリスタルパレスのエース・エゼがFKでチェルシーの壁の隙間をすり抜けるボールを蹴り込み、ゴールネットを激しく揺らした。先制点が決まったかに見えたが、クリスタルパレスDFグエーイがチェルシーMFカイセドを押したため、反則とVARで確認され、取り消された。
この後はチェルシーが90分を通して71.3%のポゼッションでボールを支配したが、スコアレスドローとなった。優勝争いに食い込みたいチェルシーにとっては痛い開幕戦ホームで引き分け発進。クリスタルパレスは、昨季プレミア王者リバプールが相手となったコミュニティ・シールドをPK戦で制した勢いを保ってシーズンに入り、勝ち点1をもぎ取った。