日本将棋連盟は18日、岩崎夏子女流2級が奨励会6級に合格したと発表した。

 岩崎は昨年4月1日付で福間香奈女流六冠以来の12歳以下の女流棋士となった。

現在も現役最年少の女流棋士として、女流順位戦D級、各棋戦の予選などに出場している。女性で奨励会に合格するのは、岩崎で22人目。奨励会在籍経験のある女流棋士では19人目となる。9月の奨励会入会後は、女流棋士と重籍になる。

 岩崎は「もっと強くなれるように、1局1局を大事に頑張っていきます。応援をよろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

 ◆岩崎 夏子(いわさき・なつこ)2011年7月20日、奈良県生駒市出身。14歳。5歳の時、ミニ将棋ゲーム「どうぶつしょうぎ」をきっかけに、将棋を始める。小学生女子将棋名人戦全国大会に小4で準優勝、小6で優勝。23、24年の女流王将戦小学生代表。第55期女流アマ名人戦・名人戦クラス3位。

23年9月に関東研修会に入会。今年3月、研修会でB2昇級、プロ入り決定。4月、女流2級に。北島忠雄七段門下。好きな科目は数学、苦手な科目は理科。

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