4月に米キャピトル・レコードとパートナーシップ契約を締結した女性3人組メタルダンスユニット・BABYMETALの最新アルバム「METAL FORTH」(8日発売)が、最新の米ビルボードの総合アルバムチャート「Billboard 200」で初登場9位を記録した。

 メンバー全員が日本人のグループとしても、⽇本語歌唱アルバムとしても史上初となるトップ10入りの快挙になる。

これまでは宇多⽥ヒカル「This is The One」の69位、坂本九さん「Sukiyaki and Other Japanese Hits」の14位などがランクイン。同ユニットとしても「METAL RESISTANCE」(2016年)が39位、「METAL GALAXY」(19年)が13位だったが、今回、自己最高記録を更新した。

 同アルバムには音楽ジャンルの垣根を越え、Poppy、Spiritboxら世界的アーティストたちとのコラボ楽曲を含む全10曲が収録されている。

 国内ではオリコン総合ランキングで3位を獲得した。海外でも大反響で、ドイツで過去最高のトップ10入りし(7位)、イギリスでもトップ20入り(17位)を果たした。オランダ、フランス、スイスでも、それぞれ29位(これまでの過去最高位95位)、79位(同115位)、10位(同46位)と自己最高のチャート順位を記録した。

 3人は「世界中で応援してくれてありがとうございます。私たちは皆さんと共に『メタルのその先へ』と進み、どんどんとキャリアが更新されています。あなたの国へ、あなたの街へ、と、BABYMETALは旅を続けていきます。ぜひBABYMETALのshowでお会いしましょう」とコメントした。

 来年1月10、11日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで単独公演「BABYMETAL WORLD TOUR 2025―2026 SPECIAL ARENA SHOW IN JAPAN LEGEND―METAL FORTH」を開催する。

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