吉本新喜劇座長の酒井藍、島田珠代、お笑いコンビ・ロングコートダディの堂前透、兎、バッテリィズのエース、寺家が19日、東京・文京区「IMM THEATER」で行われた「東京グランド花月」(19日~24日)初日公演後、囲み取材に応じた。

 大阪のお笑いの殿堂「なんば不ランド花月」で行われている看板寄席の東京版。

漫才・落語・コント・吉本新喜劇とよしもとの笑いのすべてが詰まった6日間となる。

 島田は「今回の新喜劇はぜひ見に来ていただきたい!いいお話です。こういうのをいつも大阪でやっているので、こういうのをいつも東京でできたら」とアピール。酒井も「最後の珠代さんの芝居が永作博美さんに見えます」と太鼓判を押した。

 昨年のM―1グランプリ準優勝で人気に火が付いたバッテリィズだが、この日今年のM―1への出場意欲を改めて聞かれると、エースは「ほぼ出ないです」と回答した。4月の東京進出から4か月となるバッテリィズ。寺家は「漫才は(東京でも)変わらずに」と話した。東京進出後のギャラについてエースは「変わりましたよ!」と喜んだ。

 6月のインタビューではエースは「(M―1出場は)難しい。(ネタだけに)本気は出せないし、何とも言えんですね」と葛藤を明かしていた。17年結成のため、ルール上はあと8回出場できるが、寺家は「今年が最後かなと思います」とも語っていたが、すでに予選が始まっているこの時期でのエースの「ほぼ出ない」という発言。不参加の可能性は高まっている。

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