昨年に続きアイリッシュチャンピオンS・愛G1(9月13日、レパーズタウン競馬場・芝2000メートル)をステップに凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)を目指すシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が8月20日、栗東・CWコースで坂井瑠星騎手を背に追い切った。
6ハロン80秒9―11秒0で鋭く伸び、レヴォントゥレット(4歳オープン)に4馬身、アンジュプロミス(2歳新馬)に2馬身先着した。
22日まで行われている「アイドルホースオーディション2025」に、シンエンペラーはファイナリストとして残っている。現役馬は上位2頭がぬいぐるみ化されることもあり、連日ファンがSNSで応援合戦を繰り広げている。吉田助手は「まずは国内の一戦(オーディション)を勝って箔(はく)をつけたいですね。皆さん、シンエンペラーへの投票をよろしくお願いします!」と呼びかけた。同馬は21日から検疫に入り、28日の木曜に成田空港から出国予定となっている。