今夏最大の移籍として注目されるスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(25)が、自身のインスタグラムで所属するニューカッスル(イングランド)の練習に復帰しない現状について、その理由を明らかにした。

 BBCをなど英メディアによると、今月19日に行われた英プロサッカー協会(PFA)のベスト11に選出されながら、授賞式を欠席したイサクは「約束が破られ、信頼が失われた場合、良好な関係を保つことはできない」と主張。

ニューカッスルとの間に今夏ビッククラブからのオファーがあれば移籍を容認する約束があったが、それが反故にされたと訴えた。

 一方、ニューカッスル側はこのイサクのSNS投稿を受け、「アレックス(イサク)は今も契約下にあり、クラブ側が公式に今夏の彼の移籍を容認したことはない」と反論。真っ向からイサクの主張に反論した。

 イサクには8月2日、リバプールから1億1000万ポンド(約223億3000万円)の移籍金でオファーを受けているが、ニューカッスル側が「イサクは売却対象ではない」と主張。25歳スウェーデン代表FWは今夏のプレシーズン参加を拒否して、現在もニューカッスルのトップチームには合流せず、単独でトレーニングを続けている状況だ。

 この先。9月1日までの移籍期間中に解決はあるのか。前回のオファーから19日間の沈黙を続けるリバプールが再度オファーを提出するのか。イサクとニューカッスルの両者が対立を深める中、今後の動きにさらなる注目が集まる。

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