◆第12回フルールカップ・H3(8月20日、門別競馬場・ダート1270メートル)

 【12R】ミスティライズの末脚発揮に期待する。デビュー2戦目の前走、リリーCは好位から立ち回った勝ち馬リュウノフライトに対して、追走に手いっぱいで最後方から流れに乗れず。

明らかに1000メートルは短い印象だったが、直線外から息の長い末脚で2着猛追。上がり3ハロンは勝ち馬を0秒5上回って、地力を十分示すとともに体も12キロ増え、パワーアップを感じられた。

 1100メートルのデビュー戦は2番手から抜け出し、上がり3ハロン最速をマーク。ゴール前余力があっただけに、1200メートルへの距離延長は追走が楽になるぶん、プラスとなる可能性大。前走より頭数も増え、逃げ・先行型も多い組み合わせ。ハイペース必至でゴール前差し切りのシーンが見られそうだ。(地方競馬担当・松井 中央)

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