バスケットボール男子のNBAレイカーズの八村塁は20日、愛知・IGアリーナで「BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP」を開催した。日本バスケを“世界基準”にするために次世代を担う選手と日本のバスケファンに伝えるプログラムとなっている。
18日に始まったキャンプの最終日。大歓声の中登場した八村は「勢いがあって僕もすごい鳥肌立っています。すごいうれしい」と上段まで埋まった客席を見渡して感激した。
イベントの中盤には八村が率いる「BLACK SAMURAI」とBリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選抜4選手がシューティングなどで対決した。BLACK SAMURAIは八村一人だと思われたが、日本代表PG富樫勇樹(千葉J)、女子選手の馬瓜エブリン(ENEOS)がスペシャルゲストで登場し、会場は騒然とした。
富樫は「塁の助っ人として役に立てるように頑張ります」。エブリンは「愛知生まれ、愛知育ちです!」と自己紹介し、場内はさらに熱気に包まれた。八村が3ポイントシュートやハーフラインからのシュートを決めてけん引し、勝利した。