フィギュアスケート女子で昨季の世界選手権銅メダルの千葉百音(木下グループ)が20日、京都・宇治市の「木下アカデミー 京都アイスアリーナ」で練習を公開した。今季のフリープログラム「ロミオとジュリエット」の曲をかけ、3回転の連続ジャンプなどを着氷。

「緊張感をもって練習していた出来が、本番につながってくると思う。体力面も含めて、これから詰めていく」と語った。

 12日の今季初戦、サマーカップでは2位。次戦は、チャレンジャーシリーズ(CS)の木下グループ杯(9月5~7日)を予定している。この日、曲をかけての練習ではジャンプのミスもあり「悔しい練習をしてしまった」と反省を口にした千葉。「木下グループカップ、初めて国内でのCSになる。日本のファンの方々もたくさん来て下さると思う。シーズン序盤、どこまで自分が仕上がっているのを発揮できるかというのはしっかり確かめたい」と見据えた。

 昨季飛躍のシーズンをへて、2026年ミラノ・コルティナ五輪シーズンに。初の夢舞台を目指す20歳は「ここから1日1日の練習を大切に、その日できるベストを出し切りながら、一歩一歩、上に上がっていけるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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