新日本プロレスの「G1 CLIMAX 35」で初優勝したKONOSUKE TAKESHITAが18日、都内の新日本事務所で一夜明け会見を行った。
DDT、AEW、新日本と3団体と契約する破格男は、有明アリーナでの優勝決定戦で10年連続10回目の出場で「H.O.T」を率いるEVILを激闘の末、勝利し劇的な初制覇を飾った。
TAKESHITAは5月に同じAEWに所属する坂崎ユカとの結婚を発表した。
東京女子プロレス時代はトップとして活躍した坂崎の支えを「妻は米国の自宅でアメリカにいて、ボクは日本で1か月間、戦ったと。だから距離としてはすごい離れてるんですけど、常にメッセージだったりとか、電話もそうなんですけど、常に励ましてくれてます」と明かした。
その上で「妻がボクが不安な時、試合前とか、前日とかにボクにかける言葉は一言だけでいつも、『竹下幸之介が一番だから』それだけ言ってくれるんですよ。それでボクもリングに立ててるというか、リングに立ったらもう一人なので、あとは試合中にお客さんの声援だったりとか、それこそセコンドのサポートだったりとか、そういうのが力にはなるんですけど、リングの上では一人なので、いかにこのメンタルの部分でも試合に挑むまでの準備ですよね。いかにいいメンタルで入場ゲートをくぐるかっていう、そこがボクは何よりも大事かなと思ってますので、常にそういう部分は妻は支えてくれてます」と感謝した。
一番好きなところを聞かれ「強いところです」と即答。続けて「ボクも強さを常に追い求めて、DDTでデビューした時からそうですけど、なめられたくないっていうその一心でプロレスを頑張ってるんですよ。それはDDT所属だったからっていうことではなくて、ボクらが子供頃って格闘技ブームでプロレスが下火になってて、でもボクは子供の時からプロレスが好きで、プロレスって言うと大人からもバカにされるような『まだプロレス好きなの?』って、そういう時代でボクは生きてきたんです。だからプロレスなめられたくない。だから強くありたい。ずっとそういうメンタルでいるんですけど、それをいま後押ししてくれてるのが妻なので、強いところです」とG1制覇の後押しになったことを明かしていた。