スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)を中心とする「チーム・ゴールド」が21日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルでの練習を公開した。

 この日は高木、佐藤綾乃(ANA)、堀川桃香(富士急行)が団体追い抜きを中心に練習。

普段は高木が隊列の先頭を務めるが、イレギュラーを想定し、途中で堀川が先頭に立つ時間帯もあった。ウィリアムソン師円コーチは「五輪を見据えて、誰かに何かあったときに備えたパシュートの練習。予選、準決、決勝のどこで、どの作戦を使えるかを前もって考える必要がある」と新プランの説明した。

 高木は「事前に聞いていなかったのでビックリした」と話しながらも、この先どうなるにしても新しい戦術にチャレンジすることに対してはポジティブに捉えている」と前向き。18年平昌五輪以来の金メダル獲得へ、策を練っていく。

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