★新潟2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=アイスリーディング

 昨年8月に新潟でデビューしたサンダースノー産駒は2戦続けて芝で6着に敗退。3戦目からダートに転向し、3着3回と上位争いに顔を出すことも。

 なかなか勝ちきれないが、ブリンカー装着した4走前からレースぶりが良化。その4走前には初めて上がり最速をマークするなど安定して末脚を駆使できるようになってきた。 

 今回は「上位騎手騎乗」と「末脚性能が上位」が激走馬に挙がった要因。斤量3キロ減で臨める3年目の石田拓郎騎手がバイタルジョッキーに選ばれている。

★札幌4R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ハイクオリティ

 デビューから2戦は芝で結果が出ず、3戦目からダートに路線を変えたリアルスティール産駒。ダートでも最先着が4着までと頭打ちの状態が続いている。

 それでも激走馬に推された要因は「距離変化で好転」と「パワー要す条件で上位」の2点。前走は明らかに距離が長かった印象だけに距離短縮で前進する余地は十分だ。

 鞍上は日本初騎乗となるフランシスコ・ゴンサルベス騎手。モレイラ騎手を師匠と仰ぐブラジル出身のトップジョッキーが、来日早々ファンの心をつかむかもしれない。

★新潟10R・飯豊特別 (3歳上2勝クラス)の馬トク激走馬=エリカカリーナ

 昨年のクロッカスSではタイム差なしの3着に好走。当時の勝ち馬ロジリオンはのちのG1で3着に入り、2着馬オーキッドロマンスも重賞で2着に入っている。

 休みを挟みながらの臨戦だが、現クラスでは着順ほど負けていない。ハナに立った前走は東京で0秒4差の5着だったが、平坦コースなら押し切る可能性は高いとみる。

 今回は「ペースメーク力が高い」と「性別補正で浮上」の2点が激走馬の要因。何が何でもハナを主張したいタイプは不在で自分のペースに持ち込めるようなら手ごわい。

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