大相撲の元十両で幕下・木竜皇(立浪)が22日、東京・墨田区の両国国技館で健康診断を受診した。

 木竜皇は十両だった3月の春場所の取組中に「右膝前十字じん帯断裂」などの大ケガを負って手術。

それ以降は長期休場が続いている。現在の右膝の状態については「調子が良い時と悪い時があって、調子が良い時は普通に歩けるが、調子が悪い日は歩く時に少し引き足になってしまうことがある」と明かした。

 すでに6月頃からまわしを締めて稽古場には降りており、「四股やすり足などの基礎しかやれていない。焦っても意味がないので、しっかり治したい」と語った。

 復帰は早ければ11月の九州場所、来年1月の初場所の可能性もあるという。休場期間中は大相撲中継を見ているといい、「みんなが本場所で相撲を取っているのを見ると、早く戻りたいなとも思う」と話した。

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