8月23日の札幌1R・2歳未勝利(芝1800メートル=8頭立て)は、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持されたストロベリーツリー(牝、栗東・中内田充正厩舎、父キタサンブラック)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分50秒2(稍重)。

 大外の8番枠からスタートを決めて、2コーナー付近でハナを取り切った。そのままリズム良く運ぶと、直線では後続を引き離して2着のカデナボニータに3馬身半差をつける完勝だった。

 アレクシ・バデル騎手は「まだ子供っぽくてレース前も落ち着きがなかったが、まだ2回目ですからね。今日のメンバーでは力が違うと思って前に行きましたが、前に馬を置く形でリラックスして走らせるような経験をしていけば、良くなってくるでしょう。距離はマイルから2000メートルが合うと思います」と勝利を振り返った。

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