8月23日の中京3R(芝1400メートル=9頭立て)で、高杉吏麒騎手が騎乗した2番人気のメイショウハッケイ(牝2歳、栗東・本田優厩舎、父ダイワメジャー)が1着となり、同馬を所有する松本好雄オーナーは個人馬主として史上初のJRA通算2000勝を達成した。1975年2月9日の初出走(京都6Rのチェリーパス=8着)からJRA通算2万7629戦目の到達。

これまで重賞ではG1の10勝、JG1の2勝を含む73勝を挙げている。

 今年の宝塚記念を勝ったメイショウタバルを管理する石橋守調教師(58)=栗東=は、騎手時代にもメイショウサムソンとのコンビで2006年の皐月賞、日本ダービー、07年の天皇賞・春を制している。中京3R後に検量室に駆けつけ、関係者を祝福した。

 石橋調教師のコメント「感無量ですね。良かったです。先週は達成できなかったけど、今日の初っぱなで勝てて良かった。本当は僕が決めるつもりだったんだけどね(笑)。本田先輩が決めてくれて良かったです。涙が出そうなくらいうれしいですね。みんなが喜んでいますよ。恩返しをしても、恩を返しきれないくらいの方。もっと貢献したいですね」

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