◆フィギュアスケート 東京夏季競技大会 第1日(23日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 ジュニア女子ショートプログラムが行われ、世界ジュニア選手権3連覇の島田麻央(木下グループ)が70・43点をマークした。自身今季2戦目での70点超えに笑顔。

「すごくうれしい。サマーカップより表現できた。そこの部分が評価されてたらいいな」と2週前の初戦からの成長を実感していた。

 冒頭にダブルアクセル(2回転半)を決めると、続く3回転ループは手を上げて着氷。最後も速いスピンで会場を盛り上げ、ノーミスの演技を披露した。この日は浜田美栄コーチが不在。代わりにリンクサイドでは約80センチのサンリオキャラクター「ハンギョドン」が演技を見守った。

 前戦で痛めていた右足裏の状態も回復。「サマーカップから1週間、ジャンプをやめていて、今週に入ってからやり始めた。筋肉の部分なので治りが遅く、痛みはあるけどだいぶ良くなってきた。練習しながら直していけたら」と明るく話した。

 次戦はジュニアグランプリシリーズタイ大会(9月9~13日)を予定する。

「サマーカップでスピンやステップを取りこぼしてしまった。大丈夫かというのを確認したかった」と今大会に出場した狙いを話した。24日のフリーに向けては「明日も緊張しすぎず、久しぶりの東伏見のリンクを楽しんで滑れたら」と意気込んだ。

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