新潟11R・BSN賞(L)・馬トク激走馬=ホウオウルーレット

 1月に出走したプロキオンSは、中京のダート1800メートルの舞台。サンデーファンデーが逃げ切り、砂の猛者サンライズジパング、ドゥラエレーデが2着、3着だったハイレベル戦を4角11番手から4着にまで追い上げたのが本馬。

狭いインを突いて鋭く脚を伸ばし、上がり3ハロンは、小差の3位。重賞級の高い能力を示した一戦だった。

 7月23日にノルマンディーFから帰厩し、美浦のWコース、坂路で実に入念な調整。脚長で推進力ある体型を生かした、しまいのキレが身上だけに、乗り慣れた岩田康誠騎手が、持ち味を引き出し、上位をうかがう。

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