今年のワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に初出場する外国人騎手にSNSでも称賛の声が集まっている。JRAで初めて騎乗する名手は、アルゼンチンを拠点に活躍するブラジル出身のフランシスコ・ゴンサルベス騎手。
日本デビューとなった初騎乗の札幌2Rこそ10着に敗れたが、2戦目の同4Rでは4番人気のハイクオリティで初勝利をゲット。3戦目のWASJ第1戦(札幌10R)では、4段階評価のCランクに格付けされた6番人気のマルプリを首差2着に導くなど、人気以上のパフォーマンスを見せている。4戦目のWASJ第2戦(札幌11R)で騎乗した6番人気のスミはBランクで、直線の見せ場はあったものの6着に敗れた。
ゴンサルベス騎手は2006年に騎手免許を取得。2011/2012年シーズンにサンパウロ地区で見習いリーディング、翌シーズンには総合リーディングタイトルを獲得した。その後は、アルゼンチンで著名のホルへ・ニール調教師の目に留ったこともあり、2013年から拠点をブエノスアイレスへ移した。移籍2年目の2014年には212勝を挙げて、アルゼンチンの騎手ランキングで4位となった。2016年には初のリーディングタイトルを獲得し、その後も2018~2024年まで7年連続、同国で合計8度にわたってリーディングに輝いている南米の名手だ。同じブラジル出身のジョアン・モレイラ騎手を師匠と仰いでいる。
日曜の札幌競馬でゴンサルベス騎手が騎乗する馬は以下の通り。3R(1)デルマアリエル、4R(3)デアルーチェ、8R(6)ミサビスケッツ、10R(4)マフィン、12R(2)ロードマンハイムの5鞍が予定されている。
ゴンサルベス騎手の騎乗ぶりに「日本人騎手で結果出せなかった馬が別馬のようなレースする」「モレイラ雰囲気ちょっと似てた笑」「掲示板には毎回持って来そうなくらいの腕ありそう」「革命起こすやろう」「ブラジルからきた初来日のヤバい騎手、モレイラの弟弟子」「普通に上手い」「買っとけば儲かる可能性高い?」「短期免許取りません?」「一変させた手腕が光る」「やっぱりめっちゃ上手いのでは」「少し雷神みがあった」「めっちゃ嬉しそうで可愛い」「モレイラさんの一番弟子と聞いて軸にした」など称賛のコメントが相次いでいる。