8月23日の新潟11R・BSN賞(ダート1800メートル=12頭立て)は、1番人気のジャスパーロブスト(セン4歳、栗東・森秀行厩舎、父コーザン)が、逃げ切ってオープン2戦目で勝利を挙げた。勝ちタイムは1分51秒3(良)。

 好スタートからダッシュを利かせてハナへ。前半1000メートルが61秒5で快調に飛ばすと、最後の直線でも踏ん張り通して、後続の追撃を半馬身差で退けた。丸山元気騎手は「スタートが決まったしペースを落としてもこの馬の良さが出ないのであの形で。調整が難しい馬だけど厩舎がうまく仕上げてくれた」と満足そう。森秀調教師は「スタートが決まってペースを落とさず運んで、まくってくる馬もいなかった。結構使ってきたのできつかったと思う」とねぎらった。今後は元気であれば続戦する予定。この勝利で10か月の休養後は〈2〉《1》〈2〉《1》着。キャリア10戦で連対を外したのは1度だけと、まだまだ伸びしろを感じさせる勝利となった。

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