◆自動車レース ▽スーパーGT第5戦「SUZUKA・GT300km RACE」第1日(23日、三重・鈴鹿サーキット=1周5・807キロ)

 第5戦の公式予選が鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスはR&D(スバルBRZ)がポールポジションを獲得した。

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 R&Dは井口卓人がQ1をトップ通過した勢いそのままに、山内英輝がQ2も制した。

 両レースでトップを記録する“完勝”で、24日に行われる決勝に弾みをつけた。スタンドの一角を埋めたスバル応援団から大歓声が上がった。

 井口は「チーム力だなと。久々にこの場所に戻って来ることができて嬉しい。ここから勢いに乗っていきたい」と力強くコメント。山内は「Q1のタイムが良すぎて、緊張感が半端じゃなかった」と頭をかきながらも「朝一の(練習)タイムが伸び悩んだが、チームみんながいい提案を出してくれて。変えたらポンとよくなりました」と爽やかな笑顔で振り返った。

 ◆予選方式 決勝レースのスタート並び順を決定。2回の走行(Q1、Q2)をそれぞれ別ドライバーが担当し、Q1の上位がQ2に進出。Q2で最終順位を決定する。台数の多いGT300クラスではQ1を2組に分けて競う。

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