◇ラグビー 女子W杯イングランド大会 日本―アイルランド(24日、ノーサンプトン)
世界ランク11位の女子日本代表は、同5位のアイルランド代表とのW杯初戦を迎える。23日は会場で前日練習が行われ、先発するフッカー公家明日香(アルカス熊谷)、CTB古田真菜(東京山九フェニックス)がオンラインで会見。
初の8強進出を目指す日本。初戦は強豪・アイルランドに挑む。ベリック・バーンズ・コーチは「サイズの大きなFWパックを並べてきた。FWを使いながらキッキングゲームをしかけてくると予想している」と分析。相手の両ロックはともに180センチ超えなどサイズでは劣るが、同コーチは「FWコーチのもとラインアウトもやりこんできた。選手が素晴らしいパフォーマンスをしてくれると信じている」と期待した。
初戦を前日に控え「初出場の何人かと、今どういう気持ちかを話したけど、特別に緊張している選手がいるという感じはしない」と公家。古田も「大きな大会でも、しっかりと地に足着ける準備はできていると思う」と腕をまくった。アイルランド戦は24日、日本時間午後8時にキックオフ。公家は「今日はお客さんが入っていない状況で、人が入って音や声があるとまた違った状況になるのかなと思うと、より明日が楽しみになった」と頼もしく初戦を見据えた。