女優の広瀬すずが24日、東京・千代田区の神田明神で行われた主演映画「遠い山なみの光」(石川慶監督、9月5日公開)公開直前大ヒット祈願に共演の松下洸平と出席した。

 2017年にノーベル文学賞を受賞した英国人作家カズオ・イシグロ氏の長編小説デビュー作を日英合作で映画化。

1950年代の長崎と80年代の英国を舞台にしたヒューマンミステリーを描く。

 2人は5月に仏で行われた第78回カンヌ国際映画祭に出席するほか、国内でも舞台あいさつなどを行ってきた。広瀬は「まだ公開していないの?という感覚。(公開が)楽しみですね」と笑顔。一方の松下は「長崎パートにしか出ていないけど、イベントにたくさん参加させていただけてうれしい。ぜいたくな時間を過ごさせていただいている」と感謝した。

 2人は初共演で、夫婦役を演じる。松下は広瀬の撮影前の様子を「素の広瀬すずのまま。すごいヘラヘラしてるんですよ」と告白。広瀬も「わかる」と共感した上で、松下についても「すごくフランクで、ずっとふざけている」と暴露。松下は「それはやめて」と否定したが、広瀬は「私にしか聞こえない声でボケ続けるんですよ」と話を止めず。松下は「それは一回もない。

普段からちゃんとしている」と再び否定したが、広瀬は「怪しいよ」と笑った。

 巨大な絵馬に願い事を記入。広瀬は「小学生みたいなことを書いちゃった」と照れ笑いを浮かべながら「また皆さまとごはん食べたい!」と発表。「(二階堂)ふみちゃんとか…緊張して誘えないので、いっぱい記事書いてください」と記者におねだり。続けて「(松下は)いつでも行けそう。いい意味で」と言うと、松下は「ちょろいと思っている?」と首をかしげていた。

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