◆トレーニングマッチ(24日、ヤンマー桜グラウンド=30分×2)
J1のC大阪が24日、JFLのFCティアモ枚方と練習試合を行った。1本目が1―2、2本目は1―1の計2―3で試合が終了。
スペインでのシーズンが6月に終了したため、約2か月ぶりの実戦となった。1本目、CBではDF西尾隆矢とコンビを組んで出場。細かな指示を受けながら「監督からはボランチというポジションじゃないから、つなぐだけでいいと言われていたのでそこだけを意識してやっていた」と、慣れないポジションをこなした。2本目のボランチでは縦につけるパスなどで中盤の潤滑油役を担い、持ち味も発揮。CB、ボランチに関わらずボールを持った状態から前へ仕掛ける、チャレンジする姿が印象的だった。
一部スペインメディアでは「学業上の理由」で帰国を決めたとの報道もあったが、「必ず帰っている夏休みのタイミングで話がきて、うまく進んでくれた。学業上という訳ではあまりないですね…」と、笑顔で否定。「スペインサッカーはとても好きですし、やりやすいサッカーではありますけど、僕が今足りてない部分は強度だと思ったので。もう少し強度があるところでやっていくなら日本の方がいいのかなというのはあった。