タレントのビートたけし(78)が24日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演し、高齢化が進む社会の中での住宅事情について、私見を述べる一幕があった。

 この日の番組では高齢者が住み続けられる住宅事情が社会問題になる中、空き家の有効活用を提言。

 格安の値段で購入した地方の空き家をリフォームして住む高齢男性のVTRを見届けた、たけしは「この間もちょっと俺の仕事で昔のアレ(スタッフ)を全部呼んだんだけど、結局、年とると家から出ないんだよね。仕事なくなってるし」と、高齢者の実情を口にした。

 その上で「だけど、『弁当食わせるから来い』って言うと、必死になって来るわけ。でも、その人たちは弁当食って、ワアワア若手の悪口を言って、それが元気の秘訣なんだけど、システムとして住む所は最低限に住めるような世の中にしないと。今の時代で考えると、住む所さえ、この状態だよってぐらいだよね」と話していた。

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