阿部寛、ＳＮＳ冤罪被害者役に「ピッタリ。リツイートの意味が分からなくて…」
舞台あいさつに出席した（左から）山田篤宏監督、夏川結衣、阿部寛、芦田愛菜、藤原大祐、板倉俊之 画像（1枚）

　俳優の阿部寛が２４日、都内で行われた主演映画「俺ではない炎上」（山田篤宏監督、９月２６日公開）の舞台あいさつに芦田愛菜らと出席した。

　原作は浅倉秋成氏の同名小説。

ＳＮＳで根拠のない情報が“真実”となり、冤罪（えんざい）事件へと発展する恐怖を描いたミステリー。阿部は殺人犯として個人情報をさらされた大手ハウスメーカーの営業部長、芦田は犯人を追う大学生を演じる。

　阿部は「僕、ＳＮＳやっていないので、意味分からなくて。リツイートの意味がわからなくて、読めなくて」と告白。芝居を通じて「いまだについていけないものがあって、こういうことが知らないところで起こるの怖いな。（自分に）ピッタリでしたね」と新たな発見も。撮影では「久しぶりに冬場で裸になったのは苦労した。正直きついかな」としながらも「本番入ったらプロ意識で」と真冬に裸で撮影に臨んだと振り返った。

　初共演の芦田の印象には「小さい頃の映像をたくさん見ているじゃないですか。だから大人になったな…と」と親目線。一方の芦田は「シリアスなシーンが多くて、なかなかお話できる機会がなかったので、また共演できたら」と望んでいた。

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