◆明治安田J1リーグ▽第27節 FC東京0―4京都(24日・味スタ)

 3戦ぶり白星を狙う15位・FC東京と、現在リーグ7戦負けなしで前節・東京V戦(1〇0)以来の首位返り咲きを狙う6位・京都の一戦。試合は立ち上がり5分に動いた。

京都が後方から対角線上に入れたクロスに対し、FC東京の左サイドDFバングーナガンデと、京都DF福田が接触。主審はこのプレーでPKを宣告し、これを8分にFWラファエルエリアスが左足で落ち着いて決めて、京都が先制した。エリアスは3戦連続ゴールとなった。

 11分、FC東京はビルドアップでミスが生じ、GKキムスンギュがエリアスをPA内で倒し、PKを献上。13分にエリアスがゴール右に決め、アウェーチームが2点をリードした。その後、FC東京はFW仲川らを中心に攻めるが、ゴールを割れない。

 45分には京都がMF平戸のクロスにDF鈴木が頭で合わせ、3点目を奪った。鈴木は今季初得点を記録した。

 後半、反撃に出るFC東京は17分、右サイドDF長友のクロスからFW長倉が頭で合わせるも、GK太田のビッグセーブに阻まれた。その後、18分すぎには新加入のFWギリェルメ、チーム得点王(7点)のFWマルセロヒアンをピッチに送り込んだ。

 だが、後半36分、京都・エリアスに4点目を奪われ、0―4で終了した。

 FC東京は3戦勝ちなしで、15位から変わらず。

降格圏18位・湘南とは勝ち点5差。次節(31日)の名古屋戦(豊田ス)では、この日前半に警告を受けたMF小泉、橋本、DF長友が出場停止と苦しい状況となっている。

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